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2008年5月21日 (水)

米ドル紙幣は視覚障害者差別

コロンビア地区連邦高裁は2008年5月20日、
米ドル紙幣の額面が手に触れた感触で
識別できないのは、目の不自由な人に対する
差別に当たるとする判決を言い渡した。

裁判は米国視覚障害者協会が原告となって
起こしたもので、被告の米財務省側は一審判決を
不服として控訴、約6年にわたり争っていた。

2対1の多数判決では、米ドル紙幣はどれも同じ
感触で、視覚障害者が紙幣を利用する権利が
否定されていると認定。

ジュディス・ロジャーズ裁判官は「最も綿密な感触調査でも、
100ドル札と1ドル札の区別はできなかった。
行政側は、紙幣の感触が同じでなければならない理由を
示さなかった」 と指摘した。

財務省側は問題があることを認めながら、視覚障害者は
店員に尋ねたりクレジットカードを使うなどの方法で
適応してきたと主張。
しかし判決では、米リハビリテーション法に基づき
こうした対処法では不十分だと認定した。

判決を受け、財務省は額面ごとに紙幣の大きさを
変えるか、紙幣の一部を浮き立たせて識別マークを
入れるなどの変更を迫られる。
再審を求めるか、連邦最高裁に上告する可能性もあり、
財務省広報は今後の対応を検討中だと話している。

ただ、紙幣を発行している財務省印刷局は
視覚障害者支援措置の検討に着手し、
来年にも結果を発表する予定だという。

詳細:http://www.foxnews.com/story/0,2933,232503,00.html

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