FDA認可の緑内障治療用点眼薬”まつげが伸びる薬”ルミガン 商品名「ラティス」で発売
米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、
しわ取り剤「ボトックス」などで知られる
医薬品会社アラガンが申請していた
緑内障治療用点眼薬「ルミガン」の
美容目的での販売を認めた。
アラガンは、本来は緑内障治療薬であるため
眼球に触れると眼圧が低下する
といった説明を医師や患者に行いながら、
同薬は「ラティス」という商品名で発売。
抗がん剤の副作用でまつげを失ったがん患者らが、
さっそく処方を受けている。
眼圧降下剤であるルミガンのまつげ育毛効果は、
緑内障治療薬としての試験中に明らかになった。
278人の患者を対象に4カ月間行われた追試験では、
ルミガンを与えられた患者は、
偽薬を与えられた患者に比べ、
まつげの長さ、太さ、濃さが大幅に増大した。
ただ、ドライアイや目の炎症といった副作用もみられたため、
4人が投与を停止されている。
ラティスを処方する整形外科医によると、
ラティスは毎晩、就寝前に1滴を上のまつげに
軽くつけて使う。
価格は1カ月分で約120ドル(約1万1,200円)。
医師らによれば、まつげの伸びが最も盛んになるまで
には最長で4カ月使い続ける必要があり、
中止すると2~3カ月後には元の状態に
戻ってしまうという。
使用が認められているのは18歳以上の人で、
妊婦、目の病気やアレルギーのある人は
注意が必要。副作用としては、目のかゆみや
充血のほか、まぶたの縁が黒っぽくなることがある。
まつげの部分にうまく塗れず、まぶたにうっすらと
毛が生えてきてしまった例も報告されているが、
使用を中止したところ、まぶたの毛はしばらくして
抜け落ちたという。
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